ユーカリの小さな部屋
            by ハーティワン

失われる罪なき命たちへの鎮魂歌

初めてあなたと出会ったあの日。

あなたは私を抱き上げ、頬ずりをしながら叫びましたね。


「なんて、可愛いの。あたしの天使!」

あなたの優しいまなざし、呼びかけの声、暖かい手。


私は幸せだった。



そして、2年・・・。

いま、私の横にあなたはいない。

いつの頃からか、あなたの心は私から離れていった。
ときには私を怒鳴り、叩き、甘えても振り向いてもくれない。

私は知っていました。
あなたは仕事に追われ、悩み、疲れていたのですね。

私は待つことに苛立ち、寂しくて
あなたのいない部屋を汚したりしました。

少し意地を張ってしまったこともありました。



今、わたしは冷たい鉄格子の中にいます。

なんとなく、からだが重くなってきました。


もう、あなたに会えないことも
なんとなく、わかってきました。

でも、決して恨んでなんかはいない。


私が嫌いになっただなんて思ったことさえない。

私は忘れない。
幸せだったあの頃の思い出がある限り・・・。

      
あえて生後30日前後のパピーたちを掲載いたしました。
可愛い仔犬だったあの頃をどうぞ思い出してみてください。
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